宗教

嫌いだ。

なにか他人の言葉を盲信するのは楽だろうが、それでは面白くない。

せっかく生まれてきたのに何故他人に従う。

一体誰の人生なのかわからないじゃないか。

と、わたしは思う。信仰することが、どうしても考えることを放棄しているように思えてしまう。

勿論、宗教自体が不必要だとは言わない。多くの人が、生きるのにこれの助けがいることはわかってる。有能な安定剤だ。ドラッグと違って、一度キマれば半永久に切れることはない。

それに、昔からずっと宗教が嫌いだったわけではないのだ。

ただここ最近、宗教について考えることが増え、嫌いになった。そして、宗教が嫌いだと主張し、むきになってその考えを否定された時に完全に嫌気が差した。引いてしまった。ほらやっぱり、と納得してしまった。

その人は後に宗教を馬鹿にする人間は見下しているというような発言もしていたけど、わたしはそういう思考を嫌っているのだ。既にいっぺんしか見えてないじゃないか。

 

わたしは、無駄なことを考えているこの暇を勉学に使えなかったもんだろうか。

相当な秀才になれたと思うんだけど。